2021年5月21日金曜日

明日、5月22日(土)20:00より、オンライン哲学対話『第五回 竹の枝 ~竹林茶話会ネットブランチ~』開催!

明日、522日(土)20:00より、オンライン哲学対話『第五回 竹の枝 ~竹林茶話会ネットブランチ~』・テーマ「竹林茶話会リターンズ・『性差』」が開催されます。

「竹林茶話会リターンズ」と称するこのシリーズ、リアル対話イベント『竹林茶話会 哲学Café@柏bamboo』でこれまで取り上げられたテーマについて、再び対話する集いです!

 

今回のテーマは、2021410日、第六十八回のテーマ「性差」です。

当時、開催に先立って公開した告知文を、ご紹介しましょう。

 

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最近、女性蔑視についての「議論」、というよりも「告発」が、世間を賑わせていますね。

旧態依然としたあり方が改善され、誰もが生きやすい世の中に変わってゆく、それは「素敵なこと」ですね。

「性差」にかんしても、それをめぐって生きづらさを感じている人たちによって、そういった生きづらさが声に出して主張され、そのことによって世の中がより良いものになってゆくのであれは、それはやはり、「素敵なこと」です。

が、しかし……。

変化の中で、「置き去り」にされてしまうものって、ありませんか?

どうにも腑に落ちないことがあっても、変化というものは、我々が納得できるまで待っていてはくれない。

「まぁ、そういう時代だからね」だとか「もう、そういう風になっちゃってるからね」だとか、たとえばそういった言葉で、「置き去り」にされてしまったものが、変化をとげた「世の中」によって、覆い隠される、あるいは、わたしたちがみずから、覆い隠してしまう……。

「性差」をめぐって、これから世の中は、確実に変わってゆくことでしょう。

しかしながら、さまざまな変化の中でも、「性差」をめぐる変化については、一般論には解消できない部分というものが、つまり、「世の中」でなんと言われようとも、どうしても「ズレ」を感じざるをえない部分というものが、あるのではないでしょうか。なぜならば、生まれつきの性別(セックス)にせよ、社会的・文化的に身についた性別(ジェンダー)にせよ、わたしたちは誰もが、「性差」とは無縁ではいられないからです。

「性差」をめぐって、「置き去り」にされてしまったこと、「置き去り」にされてしまいそうなことを、語り合いませんか? 世の中によって覆い隠されざるを得ないことについて、あるいは、みずから覆い隠さざるを得ないことについて、自由に語り合えることができるということ、それもまた、「素敵なこと」ではないでしょうか?

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・開催日時:2021522日(土)、20:0022:00

・参加費用:500

Zoomを使用します(チケットをお申込みいただいた後に、URL等をメールにてお知らせいたします。)

 

お申し込みは↓のサイトよりお願いします。

https://peatix.com/event/1920131

また、他の参加費お支払い方法も準備しておりますので、メールにてお問い合わせください!
philosophicaldiagnosis@gmail.com

※なおご参考までに、中畑主催のオンライン哲学対話、5~6月の予定は以下の通りです(開催日時・テーマともに変更の可能性があります)。
5月21日(金)20:00~22:00 「考える人・考えぬ人」
5月28日(金)20:00~22:00 テーマ未定
6月1日(火)20:00~22:00 「哲学だョ!全員集合(仮)」(無料)
6月8日(火)20:00~22:00 テーマ未定
6月15日(火)20:00~22:00 「竹林茶話会リターンズ!」

6月22日(火)20:00~22:00 テーマ未定