2019年5月30日木曜日

(イベントのお知らせ)「大人のヘーゲル超入門講座」


「大人のヘーゲル超入門講座」

「哲学を本格的に学んだことはない、だけど……なんだか気になる。」

そんなあなたのために、現役の哲学研究者・中畑邦夫が、西洋近代哲学を代表する人物であるG・W・F・ヘーゲルの哲学について、わかりやすくお話いたします。

参加者の皆さまには、テキストとして、『ヘーゲルと現代社会』(2018年、晃洋書房)の、中畑が執筆している最終章をあらかじめお読みいただき、当日、中畑による解説をお聴きいただきます。
その後は参加者の皆さまからのご質問に、中畑がお答えいたします。『ヘーゲルと現代社会』の中畑執筆章に限らず、本書のその他の章について、ヘーゲル哲学全般について、さらに、哲学全般についてのご質問もお受けいたします。

なお、テキスト『ヘーゲルと現代社会』は、池袋「Rocket Cafeにて、数量限定で特別価格で販売しております。この機会にぜひともお求めください。

「大人のヘーゲル超入門講座」
日時:2019630日(日) 
場所:池袋「Rocket Cafehttp://xn--hckh0k835wfp3a.com/
開場:1745
哲学講義&質疑応答:18002030(終了時間は予定です)
料金:2500円(1ドリンクつき)
交流会:2030~ 
お申込みは下記FBイベントページよりお願いいたします。

中畑邦夫・プロフィール
1971年生まれ。千葉県柏市出身。博士(哲学)。明治大学法学部法律学科卒、上智大学大学院博士後期課程修了。博士号取得後は上智大学等で哲学、倫理学、宗教関係の授業で教鞭を執る。
専門はヘーゲルの哲学(特に、論理学、宗教哲学、歴史哲学、美学)、キリスト教思想、医療倫理、生命倫理、ビジネス・エシックス。また、いわゆる「無頼派」をはじめとする日本文学にも関心があり、坂口安吾や太宰治についての論文も執筆している。
さらに「哲学対話」の実践にも力を注いでおり、20158月より月に一度、千葉県柏市にある「bar bamboo」にて、「竹林茶話会 哲学Cafe@柏bamboo」を主催、ファシリテーターを務める他、不定期に哲学対話のイベントを企画・開催しており、手がけたイベントへの参加者は延べ1000人を超える(201811月現在)。また依頼を受けて企業内での研修会やインターンの講師、哲学対話のファシリテーターなども担当している。


2019年5月21日火曜日

竹林茶話会 ~哲学Cafe@柏bamboo~ 第四十七回開催情報

竹林茶話会 ~哲学Cafe@柏bamboo~ 第四十七回開催情報

「竹林茶話会 ~哲学Cafe@柏bamboo~」の開催情報をこちらでお知らせします。

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フェイスブック・イベントページ 
フェイスブック・コミュニティ 
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竹林茶話会 ~哲学Cafe@柏bamboo~ 
第四十七回 テーマ 「感情、情念、パッション……」
開催日時 201968日(土) 17:00頃〜(19:30頃までを予定)
開催場所 bar bamboo http://bar-bamboo.com/(地図等ご参照下さい)
主催者メールアドレス chikurinsawakai@yahoo.co.jp
料金 1000円(1drink付き)
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第四十七回「竹林茶話会 ~哲学Cafe@柏bamboo~」、今回のテーマは……

「感情、情念、パッション……」

です。

さてさて、今回は、哲学の、大・大・大問題です!

ほぼ哲学の歴史が始まったころから、ほとんどの哲学者たちが、人間の感情的な部分を、軽蔑し、敵視し、あるいは、なんとかしてコントロールする方法を考えてきました。

感情的な部分について語られることがあったとしても、それは、あくまでも「『感情』について『理性』的に考え、語る」という仕方でおこなわれてきたにすぎません。そういった意味では、「感情的な部分そのもの」は、哲学の「外部」にあるのであり、哲学の「他者」であるとも言えます。

もしかしたら、哲学が「人間の理性的な営み」として成り立っている(とされる?)のは、人間の感情的な部が排除されることによって、なのかもしれません。

しかし、もちろん、哲学とは人間による営みです。
そして、人間というものは、ただ理性的な生きもの、であるだけではありません。
人間を全体として考え、語ってこそ、真の哲学なのではないか!?

……おっと、告知の段階で、飛ばしすぎましたね^^;
ちょっと「感情的」になってしまったようです(笑)。

さてさて、このような大・大・大問題について、我らが竹林茶話会は、どのように取り組むのでしょうか!?
今回に限っては(?)、参加者の皆さんにも、多少、「感情的」になっていただいてもかまいません……かしら?(笑)

今回も、たくさんの方々のご参加を、お待ちしております!


                        (by the master of the bar bamboo)

『哲学ダイアグノーシス』第八号、好評配信中!


『哲学ダイアグノーシス』第八号、今回のテーマは、

 「ソフィストたち」 

です!

・「哲学者・ソクラテス」の誕生は「ソフィスト」がいなければあり得なかった!?
・「哲学をバカにすることこそ真に哲学することである。」
・「言葉の力」の復権を!

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2019年5月18日土曜日

「第四十六回 竹林茶話会 哲学cafe@柏bamboo」開催後記

「第四十六回 竹林茶話会 哲学cafe@柏bamboo」開催後記

511日、「第四十六回 竹林茶話会 哲学cafe@柏bamboo」が開催されました。
テーマは「歴史、物語、ヒストリー……」。
参加者はマスターと私を含めて9名。
おひさしぶりにご参加いただいた方がいらっしゃり、楽しい集いとなりました。
応援していただいた皆さま、そして、ご参加いただいた皆さま、心よりお礼申し上げます。
ありがとうございました。

今回は実に多様な観点から対話が展開しました。
なかでも、
「なぜ歴史というものが書き残されるようになったのか?」
「歴史を学ぶ時、私たちは実際のところ、いったい何を学んでいるのだろうか?」
といった問いかけとそれに続く対話は、私にとっても大いに興味深いものでした。
しかしながら、今回、いちばんの難問は、
「私たちはなぜ歴史が好きなのだろうか?」
という問いだったように想われます。
歴史にかぎらず、私たちは「好き」ということを説明できるのでしょうか?
大いに哲学的な問題だと想います(笑)。

さて次回、「第四十七回 竹林茶話会 哲学cafe@柏bamboo」は、いつも通りに第二土曜日、「68日」に開催いたします。開始時間はいつもと同じ夕方5時ごろから、場所はもちろん、柏のbambooです!
テーマは未定です。
こんなことについて対話したい、といったご希望がありましたら、ぜひぜひお伝えください!

メールアドレス
chikurinsawakai@yahoo.co.jp


ところで……

竹林茶話会、5年目に突入するまで、もう少しとなりました。
5年目はまたまた新たな試みをするべく、ナカハタ、今から思案中であります。
乞うご期待!

また、もうじき50回目という一つの大きな節目をむかえます。
記念として、イベントなどを秘かに計画しております。
こちらも、乞うご期待!